ヘラクレス・ゾウカブト・コーカサス等の大型カブトの産卵セットの組み方
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画像(1) ケース底にマット(産卵用)をケース底3分の一程度いれます。
画像はコバエシッター大ですが置き場所に余裕がある場合は、Qbox60をお使いください。 |
(1)で入れたマットが半分程の高さになる位まで手(プレス)で押し固めますが極端に強く固め無くても構いません。 |
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ケース上部に空間が5〜6cmできる様にマットで埋めてください。埋めるマットは硬く詰めるなくて構いません。 |
セット完成 ※必ず転倒防止材を数本入れてください。
セットには必ず交尾の済んだ♀のみ入れてください。 |
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♀投入後、約2週間で1回目の割り出し |
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状態の良い卵はなら産卵後、室温25度前後で約30日で孵化してきます。
※♀投入してから約2週間で1回目の採卵で卵が米粒状「細い楕円」の物が目立つ場合は、再交尾をかけて下さい。健康な卵「有精卵」なら約2週間で球形に変化しています。
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上記の産卵セットは当店で通常の大型のカブトセットです。卵割り出し日はセットの状態で変わってきますので参考程度とお考え下さい。 |
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雌を産卵セットに投入から7〜30日の様子
室温22〜24度 |
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1 産卵から7日目の卵ですがまだ多少、楕円の形をしています。この時点で有精卵・無精卵か確認ができます。無精卵の場合、1の状態の前に潰れて腐ってします。
2 産卵から15日前後の卵です。だいぶ成長し膨らんできました。
3 産卵から20日前後の卵ですが完全に球形になっています。色の濃い部分と薄い部分に分かれてきています。
4 25日前後で完全に透明部分と白い部分に分かれてきています。
5 30日前後の卵ではっきりと白い部分が幼虫の形になってきています。孵化まじかの卵です。
備考:上記の卵は卵室から取り出した状態の卵ですので色が白いですが親雌に押し出せれた卵は色は黄色く卵の形も変形していますが孵化には問題ありません。
※30日前後で卵が完全に膨らんだ状態で卵が透明分とそうでない部分に分かれず透明部分のままの卵は孵化しません。単にタンパク質の固まりです。
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卵室の状態です。 |
卵室から出た状態の卵で回りに全て産卵マットで覆われています。色も多少黄色ですが孵化には問題ありません。限られたスペースでの産卵ですので親が次ぎの卵を産む為に前の卵を弾きだしてしまう為です。 |
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※大型カブト成熟すると自然に卵を持ちますので1回目の産卵はベストタイミングで産卵させない限り1回目だけは無精卵と有精卵とに別れます。産卵時期は、雌の体長(大きさ)・羽化からの成熟期間で決めますが通常餌を食べ始めて2〜4週間です。
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重要なのは羽化日ではなく餌を食べは始めた日と私は思っています。
上記産卵方法は、ブリード個体の産卵で野外品個体ではまた違いがあります。 |
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産卵でお困りの方はいつでもお問合せくださいませ。 |
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